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生成AI導入の外注費用はいくら? 相談・研修・開発ごとの相場と見積りの見方

相談は数万円、研修は数十万円、開発は数百万円からが目安です。桁が変わる理由は「何を納品するか」の違いです。依頼の種類ごとの相場と、見積りで確認する項目をまとめます。

森と雲の背景に「生成AI導入の外注費用はいくらか」の文字

「生成AIの導入を外に頼みたいが、いくらかかるのか見当がつかない」。相談の入口で一番多い質問です。

調べると、数万円の話と数千万円の話が同じ「AI導入支援」の名前で並んでいます。**桁が違うのは、頼んでいる中身が違うからです。**依頼の種類ごとに相場を分け、見積りを受け取ったときに確認する項目を整理します。

金額は2026年9月時点で公開されている各社の相場記事をもとにした目安です。税抜、1ドル=約154円で換算しています。

問題:同じ「AI導入」でも、頼んでいるものが違う

依頼の種類納品されるもの期間の目安
スポット相談助言、進め方の案1〜2時間
診断・構想づくりどの業務から始めるかの提案書2週間〜2か月
研修社員が使える状態(知識と手順)半日〜数か月
伴走支援社内で回る仕組み、ルール、手順書月単位で継続
開発動くシステム(チャットボット、社内データ検索など)3か月〜

この表のどこを頼みたいのかが決まらないまま見積りを取ると、比べようのない金額が並びます。

仕組み:種類ごとの相場

相談・診断

内容相場の目安
初回ヒアリング無料のことが多いです
スポット相談公開している事業者は少ないです。HARUBOUYAは1時間 15,000円
要件定義・構想づくり(開発会社)40万〜200万円
戦略立案(大手コンサル)数百万〜数千万円

研修

形式相場の目安
eラーニング1人 5万〜10万円(月額制なら1人 4,000〜1万円/月)
講師派遣(半日)30万〜50万円
講師派遣(1日)80万〜150万円
自社の業務に合わせた作り込み100万〜300万円超

研修は、条件を満たせば人材開発支援助成金の対象になります。中小企業は経費の75%が助成される区分があるため、申し込む前に社労士か労働局に確認しておきたいです。

開発

規模・工程相場の目安
PoC(小さく試す検証)100万〜500万円
試作(MVP)100万〜500万円
社内向けの中規模システム500万〜1,500万円
社内文書を検索して答える仕組み(RAG)500万〜1,800万円
運用・保守月 60万〜200万円

ツールの利用料(外注費とは別)

外注費とは別に、AIツールの月額が人数分かかります。

ツール1ユーザーあたりの月額(年払い)
ChatGPT Business20ドル(約3,080円)
Claude Team(Standard)20ドル(約3,080円)
Microsoft 365 Copilot Business3,148円(Microsoft 365 本体の料金は別)

料金は改定が多いです。契約前に各社の公式ページで確認する前提で読んでほしいです。

やること:見積りで確認する6項目

見積書を受け取ったら、次の6つを見てください。

確認する項目見るポイント
1. 納品物「支援一式」ではなく、提案書・手順書・システムなど形のあるもので書かれているか
2. 期間と打ち合わせの回数月額の支援なら、月に何回・何時間か
3. ツール代の扱いAIツールの月額が含まれているか、別払いか
4. 社内で必要な作業資料の用意やテストに、自社の社員が何時間使うか
5. 終わり方契約終了後、社内だけで運用できる資料が残るか
6. 中止の条件効果が出なかった場合に、途中で止められるか

特に4と5は書かれていないことが多いです。質問して、回答を文面でもらっておきます。

失敗例:費用が膨らむパターン

失敗起きたこと防ぎ方
いきなり開発から頼みます数百万円かけましたが、現場の業務に合わず使われません先に診断か小さな検証で、効果が出る業務を確かめます
研修だけで終わります研修の翌月には、元のやり方に戻っています研修と同時に、業務で使う手順とルールを用意します
月額支援の中身が曖昧定例会議だけが続き、何も残りません月ごとの納品物を契約時に決めます
ツール代を見落とします全社員分の月額で、年間の費用が想定の倍になります最初は対象部署だけで契約し、効果を見て広げます

まとめ

  • 費用の桁は「何を納品してもらうか」で決まります。相談・研修・開発を分けて考えます
  • 目安は、相談が数万円、研修が数十万円、開発が数百万円から
  • 外注費とは別に、AIツールの月額が人数分かかります
  • 見積りでは、納品物、社内の作業量、終わり方の3点を必ず確認します
  • 迷ったら、開発の前に診断か小さな検証から始めます

HARUBOUYAでは、どの業務から始めるかを決める「AI活用診断」を単発で受けています。料金は料金の目安に掲載しています。

高い見積りも安い見積りも、中身が分かれば比べられます。

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